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評釈蕪村秀句(完)

評釈蕪村秀句(完)_a0030205_7343116.jpg評釈蕪村秀句(完)

著者: 永田竜太郎
出版社: 永田書房
発行年月: 1993年07月

たまに俳句をひねったりする私ですが、俳句についてちゃんと学んだことはないし、教科書に載っていた俳句以外にはほとんど触れたことはありません。
その教科書俳句の中で忘れられない俳句がいくつかあり、その中で一番すきなのが蕪村でした。
芭蕉はなんとなく嫌いでした。スタンダードすぎるものへの反抗心ってヤツでしょう。

金福寺で少々触れた以外、初めて蕪村の句についての本を読んだわけですが、やっぱりいいなぁ。画家であるので絵がすぐに浮かぶのはもちろんのこと、色まで見える。
そして、幻想的でもある、ここが好きです。
いくらか(大分?)空想癖のある私はその作風に憧れを抱いてしまいます。
こんな言葉たちを紡ぎ出せたら幸せだろうなぁと。あくまで憧れです、はい。

いつか蕪村の全集を買って読み耽りたいな。

***
この本、やたらと誤字脱字や引用間違いがあってちょっと読みづらかったです。
以前読んだものすごく売れているミステリでも同じようなことがありましたが、構成してないのかなぁ・・・。

by bara_aya | 2008-09-27 21:27 | Book  

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