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鷺と雪

a0030205_22371173.jpg鷺と雪

著者: 北村薫
出版社: 文藝春秋
発行年月: 2009年04月

北村作品にはいつも「運命」を凛と受け止める登場人物がいる。
受け止める、と言うと違うか。選択を経て、その果てにある小さな奇蹟、それが「運命」なのだ。

間違った選択に後悔ばかりの私だが、その選択こそが教えてくれる奇蹟や運命がある。
LOTRでガンダルフが言う、「人は時に『あの時ああしなければこんなことにはならなかった』と思うが、これから何が出来るかを考えなければ」、と。

映画や書物は毎日の小さな奇蹟を、そして運命を教えてくれるよね、つくづく。

そんな訳で、今回も北村作品に“背筋を伸ばしてしなやかに生きなさい”と優しく強く諭された。

***
この本で心残ったのが山村暮鳥です。
ポイントになるのは別の詩なのだけれど、気になって調べたなのはなの詩に打ち抜かれました。
私にとって菜の花は、なんというか・・・ツボ、なのです。
一番好きな童謡は「朧月夜」だし、一番好きな俳句は蕪村の句。
春に食べたいのは菜の花のおひたし。
桜が春を告げるなら、菜の花は春を増幅させてくれる・・・。

「聖三稜玻璃」、早く読みたいと思います。
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by bara_aya | 2009-05-31 22:34 | Book